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消滅時効についてQ&A第2回
消滅時効とは一定期間、権利が行使されないと権利が消滅する民法で定め
られている制度です
   貸金業者から借入をし、最後に返済したとき又は最後に借入をしたとき
   (どちらか遅いときから)5年以上経過 した場合は消滅時効が完成して
   いる可能性があります。
 
    最後の返済又は最後の借入から5年以上経過していて、その間に「時効
   の中断」となるような事実がない限り、 消滅時効が完成することになりま
   す。
    「時効の中断」とは訴訟を提起されたり、自分が債務を承認(借入のある
   ことを認めること)したり、(残額の一部を弁済したりすることも承認となり
    ます)強 制執行(差押) されたりすることになります。
   もし、5年以上借入も返済もしていない場合で、貸金業者から、請求され
    たり 訴訟を提起されたりした場合は、お気軽に当事務所にご相談くだ
   さい。
  
Q2  
私は、借り入れ又は返済どちらか遅い時期からから10年以上経過しています。
そして借り入れ又は返済のどちらか遅い時期から5年以内に裁判を起こされ
て、判決が確定しました。
そして確定から5年以上が経過しました。
消滅時効は完成していますか?  

A 
確定判決によって確定した権利については、もともと10年より短い時効期間の定め(短期消滅時効)があるものであっても、その時効期間は10年となります。
(民法174条の2第1項)
裁判上の和解、調停その他確定判決と同一の効力を有するものによって確定した権利についても同様です(同条同項)また確定時に弁済期の到来していない債権については適用されません(同条第2項)
参考 
仮執行宣言が付された支払督促 で、督促異議の申立て期間内に異議の 申立てがない場合又は督促異議の申立てを却下する決定が確定したとき は、支払督促は確定した判決と同一の効力を有する(民事訴訟法396条) ことになり、その場合も時効期間は10年となります。

よって、判決が確定したときから10年が経過していないと消滅時効は完成していません。
具体的事例
Aさんは、2005年10月1日、貸金業者Zから20万円を借りました。
その後、借入も返済もしませんでしたが、2009年10月1日貸金業者Zから 貸金返還請求の訴訟を提起されました。(時効中断)
そして判決が2009年11月30日確定しました。
Aさんは時効の中断を知り、判決確定日から5年経過した2014年12月1日に「消滅時効の主張」をしましたが、 主張は認められませんでした。
貸金業者(商人)からの貸金返還請求権は商法上の債権に該当するので 本来 消滅時効の期間は5年ですが、同請求権が判決の確定により10年となります。
(民法174条の2第1項)
よってAさんの消滅時効が時効の中断後、改めて時効期間が進行し完成するのは判決確定後10年後となる 2019年12月1日となります

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[2016/06/16 17:18 ] | 債務整理 | コメント(0) | トラックバック(0)
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