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第38回 ある日突然訴えられたら その8
裁判籍の話
 ではどうして東京に住んでいるAさんに北海道の裁判所で訴状が受理されたのでしょう?
 それは、裁判籍とは「普通裁判籍」だけではなく、他にも特別裁判籍等があるのです
 例えば、貸金返還請求のような財産権上の訴えは義務履行地が裁判籍となります。
 
 貸金の場合は民法で義務履行地が「債権者の住所地」と決まっているので、例えば、
 北海道にあるBカード社が東京にいるAさんに訴訟を提起する場合には、被告の住所
 地であるAさんの住んでいる「普通裁判籍」である東京の管轄裁判所に提訴することも
 できるし、Bカード社の本店所在地である義務履行地である特別裁判籍の札幌の裁判所に
 提起することもできるのです。
 
 その他、特別裁判籍には「不法行為のあった地」とかの裁判籍もあります。
 例えば、東京在住のCさんが神奈川在住のDさんの乗る自動車に静岡で接触して怪我を
 した場合、被害者のCさんは不行為のあった地である静岡で提訴することもできるし、
 自分の住所地である「義務履行地」(Cさんは損害賠償請求権の債権者でありCさんの
 住所地が義務履行地となります。
 また、民事訴訟法4条の普通裁判籍である被告Dさんの住所地の神奈川県で提訴すること
 もできるのです。
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[2010/09/13 16:08 ] | 事務所日記 | コメント(0) | トラックバック(0)
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