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第26回 登記業務をやらない理由
前回からの続きです。
僕の事務所は債務整理を専門にして、基本的に登記業務は受けていません。
債務整理業務のみに限定して、せっかくお客さんから登記の依頼を断るなんて、業務ができるのなら受任すればいいのに、報酬をしっかりもらえば収益も上がるし、開業して経営しているのに依頼を断るなんて何考えてるの。といわれます。確かにその通り、しかも本業の債務整理のほうが依頼が少なくて困っていた時期です。断る神経がわからないといわれてもそのとおりです。
登記業務の経験がなく、未経験でやったこともないものをやろうというなら論外ですが、(依頼人に多大な迷惑をかけるし、損害賠償問題になると信用問題になる)経験はありできるわけですから確かにいうとおりです。
僕の心境を理解してもらうには、またかと思われますが、またラーメン屋の話です。
僕は、ラーメン専門店を営んでいます。隣には、カレー屋があります。ラーメン屋でサイドメニューとしてカレーを出すところもあるでしょうが、僕は、ラーメン専門です。
ところが、あるお客があんたのラーメンはうまい。是非、あんたのカレーが食べたい。というお客さんがいました。
さて困った。隣のカレー屋は500円でカレーを売っています。
それは、大量に材料を買い込み、また、数もはかせるのでその値段で売れるのです。
ところが、ラーメン屋で、カレーの材料なんか全くない僕がカレー一食を作るのに、一食分の材料を仕入れて一食分のためにカレーを作ったとします。500円でつくれるでしょうか?材料代だけで、500円を簡単に超えるでしょう。
しかし、隣で同じカレーを500円で売っているのに、「あんたを信頼して頼みたい」という人に相場より高い金額でふっけけるわけにはいきません。(これは僕の性格というか性分ですが)赤字覚悟で500円でだします。しかし1回きり、もうそういうのは注文うけるわけにはいきません。なぜなら、売るたびに赤字になるのですから。
じゃーなんで赤字で1回はだすの? そのとおり、最初から僕がカレー作ったら、赤字になるし、慣れてないので、うまいカレー作れるかわからないので、隣で食べてください。というのは簡単です。
しかし、「あんたの腕を信頼してるからたのみたい。カレー作ってよ」とせっかく信頼してくれている人を
断るのは赤字出すよりつらいことです。だから1食はだします。しかし、次回からは理由を説明して丁重にお断りする。というのが僕の方針です。
また、1000円以上でカレーを売るつもりもありません。カレーがうまいから、1000円でいいから売ってくれと次から次へとお客が繰るなら別ですが、1000円では売れません。売るためには材料をストックする必要がありますが、売れないので腐ってしまい、大損害になります。
また、相場というものはあるので、相場より高い料金をとって、お客に「相場の2倍もするのか。たのむんじゃなかった」と後悔してもらいたくありません。

だから今後はカレーは売りません。ということなんです。
しかし赤字で収益上は得るものがなかったですが、自分の知らない登記実務(特に戸籍等の取得について)勉強になりました。得るものはあったと思います。
[2010/06/19 18:43 ] | 事務所日記 | コメント(0) | トラックバック(0)
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